「野球肩」は“投げすぎ”だけが原因じゃない



「最近、肩に違和感がある…」

「遠投すると肩がズキッとする…」

「フォームは変えていないのに、肩が痛くなってきた…」


そんな悩みを抱える野球選手は、実はかなり多く、特に中学〜高校生の成長期や、ハードな練習が続く時期に増加します。


一般的に“野球肩”という言葉で呼ばれますが、医学的には肩関節周囲炎・上腕二頭筋長頭炎・腱板炎・関節唇損傷・インピンジメント症候群など、さまざまな状態が含まれます。


そして重要なのは──

「野球肩の原因は、肩だけにあるとは限らない」ということです。



野球肩の原因で多い例:

  • フォームの崩れ(骨盤・股関節の硬さによるもの)

  • 背骨・肩甲骨・肋骨の可動性の低下

  • 肘や手首の使い方の問題

  • 腰・膝の連動性が悪く“腕だけ”で投げている

  • 練習後のケア不足や、筋肉疲労の蓄積



つまり「肩に負担がかかる原因」が体の別の部位にあるケースも多く、肩だけの治療では再発する可能性が高くなってしまうのです。

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“原因を見抜く検査”が改善の第一歩




「どこに行っても原因がはっきりしない」

「レントゲンでは異常なしと言われたけど痛みが続いている」


こうした声は、野球肩で来院される方にとても多くあります。


でも、レントゲンでは筋肉や腱、靭帯、神経の動きは分かりません。

必要なのは、“画像に映らない異常”を触診・動作検査・可動域のチェックなどでしっかり見つけ出していきます。


当院では、以下のような検査を通して原因を分析します:

  • 投球フォーム再現による動作確認

  • 肩甲骨の可動性と癒着のチェック

  • 胸郭・肋骨・背骨の可動域

  • 肩関節のインピンジメント徴候(挟まり)

  • 筋肉の過緊張や左右差の確認

  • 腰・骨盤・下肢の連動確認



「どこが硬くて、どこが動いていないのか」

「投げる動作のどこで痛みが生まれているのか」


──これを正しく評価しない限り、根本改善にはつながりません。

野球肩の改善には、専門的な分析と的確なアプローチが必要です。

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セルフケアやアイシングで限界がある理由




野球肩の痛みを感じたとき、多くの方が最初に行うのが「アイシング」や「軽いストレッチ」などのセルフケア。

実際に初期の軽い炎症であれば、これだけで症状が落ち着くこともあります。


でも──

繰り返す痛みや違和感がある場合、セルフケアだけでは根本改善が難しいことも少なくありません。





🔹 痛みが軽い時に試したいセルフケア


① 投球後のアイシング(10〜15分)

→ 保冷剤をタオルに包んで肩や上腕部を冷やすことで、炎症の拡大を防ぎます。


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② ストレッチ(肩甲骨・胸の開き)

→ 両手を後ろで組み、胸を張りながら10秒キープ×3セット。

 肩甲骨を寄せる感覚を意識するとより効果的。


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③ チューブを使ったインナーマッスル強化


→ セラバンドでの外旋運動(肘を90度に曲げて、外側に引っ張る)を10回×2セット。

 インナーマッスルの強化で投球時の安定性が高まります。


④ 姿勢を整える習慣づけ

→ 日常的に背筋を伸ばし、猫背にならない意識を持つことが、肩への負担軽減に繋がります。





🔸 それでも良くならないときは…


「しっかりケアしてるのに、また痛くなった」

「ストレッチを続けても違和感が残る」


──そんな時には、肩だけでなく、全身のバランスを見直す必要があります。


  • 肩甲骨の動きの悪さ

  • 肋骨・胸郭の硬さ

  • 股関節や骨盤の歪み

  • 背骨や骨格のズレ など…



こういった「根本的な構造の崩れ」があると、いくらセルフケアを頑張っても、痛みが繰り返されてしまうんです。




整骨院では、

✅ 骨格や筋肉のバランスをチェックし

✅ 必要な部分に矯正や手技を加え

✅ 投球フォームや身体の使い方に合ったアドバイスも可能です。


「自分でケアしてみたけど良くならない」

そんなときは、悪化する前にご相談ください。

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野球肩に対する“施術内容


ひなた整骨院では、野球肩に対する施術を「その場しのぎ」ではなく、原因に合わせた根本アプローチで行っています。


痛みのある肩だけでなく、

「なぜそこに負担が集中したのか」という視点で、全身を評価しながら施術していきます。



🔹 主な施術内容


ハイボルト療法

電気刺激により、炎症の鎮静化や深部の筋緊張を和らげ、痛みをピンポイントで緩和します。

特に、インナーマッスルや関節包レベルの微細な炎症にも有効です。


肩関節の可動域改善

固くなった関節周囲の筋肉や腱板に対して、ストレッチやモビライゼーションを行い、スムーズな動きを取り戻します。


筋膜リリースや手技療法

肩だけでなく、肩甲骨や背中、骨盤のゆがみまで含めて、姿勢と連動した筋肉のバランスを整えます。


骨格矯正(必要に応じて)

肩関節は「肩甲骨・鎖骨・胸郭」の連動が鍵となるため、猫背や巻き肩の姿勢を整え、“投げられる身体”を土台からつくるための矯正も実施します。


テーピングやセルフケア指導

日常生活で再発しないよう、テーピングによる補強や、家でもできるセルフケア(チューブトレーニング・ストレッチなど)も丁寧にお伝えします。

整骨院が初めての方へ




「これくらい大丈夫」…
その油断が“野球肩”を長引かせる



野球肩は、放っておいても自然と治ると思われがちですが、実はかなり再発しやすく、慢性化しやすい症状です。

特に以下のようなケースでは、注意が必要です。



🔸 こんなパターン、思い当たりませんか?


  • 試合の後や投球練習後に、肩がだるい・重い感じがする

  • ストレッチや湿布で一時的に良くなるが、また痛む

  • 痛みをごまかしながら練習や部活を続けている

  • 投げ方を変えたが、結局肩に負担がかかってしまっている



これらはすべて、投球フォームの崩れや筋力バランスの乱れからくる、根本的な機能障害があるサインかもしれません。



🔸「そのうち治る」は大きなリスク


一度ダメージを受けた関節や筋腱は、適切なケアなしに完全回復することは困難です。


フォームを崩したまま投げ続けると、肩だけでなく肘や背中にも影響が及び、故障の連鎖に発展することも。


特に成長期の学生アスリートにとっては、数ヶ月の痛みが将来の競技人生を左右するケースもあります。



🔸 だからこそ、“早めの対応”が大切


ひなた整骨院では、

「早めに来てよかった」

「もっと早く知っていたら…」

という声を多くいただきます。


スポーツに情熱を注ぐ皆さんが、長く・楽しく・思いきりプレーを続けられるように、早い段階での施術・アドバイスを大切にしています。

ひなた整骨院の場所



その肩の痛み、あきらめないでください


野球肩は、単なる疲労や一時的な炎症と思われがちですが、身体の使い方や骨格バランスに根本原因があることも多く、適切なケアなしでは再発や慢性化につながります。


ひなた整骨院では、

✅ 痛みの原因を丁寧に見極める評価力

✅ ハイボルトや手技を使った的確なアプローチ

✅ セルフケア・ストレッチの指導

✅ そして何より、「良くなってほしい」という本気の想い

をもって、一人ひとりの身体と真剣に向き合っています。


私自身、スポーツによる怪我やリハビリを経験してきたからこそ、

「治らないかもしれない」という不安も、

「また全力でプレーしたい」という願いも、

よくわかります。


だからこそ、野球肩で悩むすべての方に

“今が改善のチャンス”だということを知ってほしいのです。


どうか、ひとりで悩まずに。

あなたの身体と、本気で向き合う整骨院がここにあります。

お気軽にお問い合わせください。

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お気軽にお問い合わせください。

営業時間 午前診療:9:00~13:00
午後診療:14:30~20:00