先生じゃないとダメなんです



患者さんの何気ない一言が、治療家としての道を確信に変えた。



それは長崎市で開業する前の熊本時代、私指名の女性の患者様ギックリ腰になった。

初回の治療で症状は緩和されたものの、連日で治療をしたかった。

翌日私が休みで所用で休日出勤もできなかったので

「明日は他の先生にお願いできますか?」と伝えると、彼女は少し戸惑いながら言った。


先生じゃないとダメなんです。」


この言葉には、痛み以上に“信頼”の感情が詰まっていた。


治療技術だけでなく、

「この人なら分かってくれる」

「安心できる」**という想いがあるからこその選択。


信頼とは、目に見えない。だけど確かに“結果”として現れる。


どれだけ手技が優れていても、それだけでは届かない領域がある。


それを教えてくれた出来事だった。

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実は治療前の“観察”で、8割の原因は見抜けている



初診で痛みの部位を聞くのは、あくまで入り口。


本当に大切なのは、「患者さんの動き・表情・声・体のバランス」から読み取ること。


例えば、整骨院に入ってくる歩き方。足の運び方や左右差。


ベッドに横たわるときの体の傾き、呼吸のリズム、服のシワの寄り方、立ち座りの反応。


それらの一つひとつが、身体からの“サイン”であり、答えをくれるヒントになる。


問診をして、動きを見て、触れる前にほとんどのパズルは組み上がってる。


8割はその時点で「ここが原因だ」と分かる。


それが“適当に当てている”んじゃないことは、

後から「先生、そこです」と言われたときの患者さんの反応で分かる。

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治療中は答え合わせ



8割の仮説があるからこそ、治療は闇雲ではない。


「この筋肉が硬いから痛みが出てるのか?」


「神経のラインに沿った動きが制限されてるのか?」


「骨盤の傾きが他の部位に影響を与えてるのか?」


そうやって手技で確認していく。

仮説に対してアプローチし、

体がどう反応するかを見て、答え合わせをしていくような感覚。


これがただ“揉む”“押す”とは決定的に違うところ。


意味のある手技は、患者さんにも伝わる。


だから「そこピンポイントです」と言われることが多い。


最初の仮説とは違うことがたまにあるが、イレギュラーでも最初から10割で仮説を立ててないから、その時の対応ができる。


ピンポイントに届くのは、ただ感覚で当てているのではなく、

“解剖学的に考えて、診て、今までの経験を元に仮説を立てて”治療しているからである。

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もう大丈夫”の言葉を鵜呑みにしない




治療が終わり、患者さんが笑顔で言う。


「もう、大丈夫です!」


でも僕はその言葉をすぐに信じない。

なぜなら、日本人は大丈夫ではなくても「大丈夫」と言う。


しかし、体はまだ完全ではないことがある。


動きを見れば分かる。


「あれ、まだ少し違和感があるな」


「この可動域は戻ってないな」


だから、最後にもう一度だけ診る。

そしてこう言うこともある。


「まだ少し残ってますよね?」


本当は気づいていたその小さな違和感。


だけど、自分から言い出せなかったことを見抜かれると、患者さんは驚く。


“この人なら本当に自分の体を分かってくれてる”

そう感じた瞬間、患者さんとの信頼関係は、もう一段深くなる。

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施術後の“感動”を生むには




治療後、患者さんが言う。


「さっき来た時と、全然違う…!」


僕が大事にしているのは、“小さな感動”


それは大げさなことじゃなく、小さな「変化」に気づかせてあげること。


・肩の高さが揃ってる

・歩くときの足音が左右均等になった

・呼吸が深くなっている


そんな小さな変化を、言葉にして伝える。


すると患者さん自身も気づき、「ちゃんと変わった」と実感できる。


その積み重ねが「通いたい」「任せたい」に繋がる。


感動とは、変化を実感できた時にしか生まれない。

プロバスケットボール選手への
治療経験



小さな“感動”の積み重ねが、信頼に変わる


「この前おすすめしてくれたお店、行ってきましたよ」


たった一言だけど、それを伝えてくれる患者さんの表情は、本当に嬉しそうだった。


会話の中でサラッと出たお店のはずだっただろう


正直、その場限りで終わると思っていたはずの何気ない会話を、僕がちゃんと覚えていて、しかも実際に“行って”いた。


そのこと自体が、患者さんにとって“ちょっとした感動”だったみたい。


僕にとっては1時間半かけて阿蘇まで行ったちょっとした旅。

ランチに間に合わず、初めての一人焼肉。

でも、そこで感じた“わざわざ行った価値”以上に、

「あなたとの会話を大事にしているよ」っていう姿勢が、相手の心に響いた。


それからよく患者様のおすすめのお店に行っていた。


ひと月で400名ほどの患者様が熊本の時来られていた。

一人ひとりに合った、話しや行動をしなければいけない。


こういう小さな行動、小さな記憶、小さな共感の積み重ねが、

治療を“ただの体を整える時間”ではなく、“安心して頼れる時間”に変えていく。

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信頼関係って、言葉だけで築けるものじゃない。


どれだけ優しい言葉を並べても、患者さんは本当に“見てくれているか”を肌で感じていないと思う。


何気ない一言にちゃんと反応したり、前に話したことを覚えていたり、

ほんのちょっとした表情の変化に気づけたり──


その積み重ねこそが、

「この人に任せよう」

「この人なら信じられる」っていう

“感情レベルの信頼”を育てていく。


それは、技術では絶対に代替できない部分。


でも、技術と組み合わさったとき、治療は単なる“施術”を超えて、

患者さんの心にも届く“体験”になる。


痛みだけを診るんじゃない。「人」を診る。


僕が大事にしているのは、痛みの向こうにあるその人の背景まで感じ取ること。


仕事の疲れ、家庭のこと、日々のストレス…

体の痛みには、そういう“物語”が隠れている。


その背景に触れられるぐらい、深く繋がっていくためには、

1回の治療で奇跡を起こすことも大事。


しかし毎回、毎回の小さな感動を重ねていくことが大事だと思う。


「そういうところが嬉しいんですよね」

「先生、なんか今日も元気出ました」


そう言ってくれる患者さんの笑顔が、何よりも“信頼の証”

差し入れが教えてくれた、“会いに行きたい先生”になれた証


「先生、これ、よかったら食べてください」

そんな言葉と一緒に渡される差し入れ。

私は差し入れを頂くことが多かった。


中身は、患者さんが僕のことを思いながら選んでくれたジュースだったり、お菓子だったり、時には遠方の人気店の銘菓やお弁当だったり。


それを受け取った瞬間、僕はこう思うんです。

治しに来ているだけではなく、会いにも来てくれているから嬉しいと


整骨院に来ていない時間にも、僕のことを思い出してくれて、

大切な時間やお金や労力をかけてまで「これを届けたい」と思ってくれた。

その気持ちが、本当に嬉しい。


わざわざ私の為に大切な大切な時間と労力を使ってくれてるんですよ、、、

本当に本当に嬉しいしありがたいことです。


差し入れという形を通して伝わるのは、ただの「ありがとう」ではなく、


“あなたがいるから安心できる”**という心の信頼。


もちろん、僕は差し入れが欲しくて治療しているわけじゃない。


でも、

「何か届けたくなる」

「何か返したくなる」

と思える存在に、自分がなれているのなら


──それは治療家として誇れる瞬間の一つです。


治療の効果だけじゃなく、“誰に治してもらうか”で人は変わることもある。


痛みが消えるだけじゃなく、心まで緩まるような時間を届けたい。


だからこそ、僕は「治しに行く」ではなく、**「会いに行きたい先生」**を目指してきました。


差し入れに込められた感情は、信頼の深さそのもの。

それが、僕にとっての“治療の価値”なんです。

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最後に


長崎市で開業して、まだ数ヶ月。

「ここに来ると元気が出る」

「話すと安心する」

と言ってくれる人がいる。


それは、技術だけじゃ築けない。

どれだけ患者さんのことを思って動いてきたか、積み重ねてきた信頼があるからだと思っている。



長崎市のひなた整骨院は、ただ痛みをとる場所じゃない。


身体の声を聴き、心の動きにも寄り添いながら、

“その人らしい人生を取り戻すためのきっかけ”を届けていく場所。


痛みも、悩みも、その奥にある「もっと深いところ」から整えていく。


それが、僕の目指す長崎市にあるひなた整骨院です。



長い文章なのに最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!

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午後診療:14:30~20:00

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